きらめく星と沈黙の月
「藤北と海南のレベルは同じぐらいなん?」
「藤北の方が上なんじゃない?口動かしてないで手動かしてくれる?」
陽菜がイライラした口調で大雅をなじった。
準備も雑で、陽菜らしくない。
「どうかしたの?」
「あー、海南のマネの手違いで試合がブッキングしたんだって。その相手校には断りの連絡を入れたらしいんだけど、伝わってるかが怪しいらしい」
だからさっきから海南のマネたちがソワソワしてるんだ。
「ミスなんか誰でもあるって。そんなことで怒らんでもえぇやん?楽しくいこ?」
太陽のように明るい大雅の笑顔も、陽菜には効かなかった。
「その相手校って、西高(にしこう)だよ?イライラもするでしょ」
西高…。
よりによってそんな不良校と…。
「藤北の方が上なんじゃない?口動かしてないで手動かしてくれる?」
陽菜がイライラした口調で大雅をなじった。
準備も雑で、陽菜らしくない。
「どうかしたの?」
「あー、海南のマネの手違いで試合がブッキングしたんだって。その相手校には断りの連絡を入れたらしいんだけど、伝わってるかが怪しいらしい」
だからさっきから海南のマネたちがソワソワしてるんだ。
「ミスなんか誰でもあるって。そんなことで怒らんでもえぇやん?楽しくいこ?」
太陽のように明るい大雅の笑顔も、陽菜には効かなかった。
「その相手校って、西高(にしこう)だよ?イライラもするでしょ」
西高…。
よりによってそんな不良校と…。