きらめく星と沈黙の月
「待てよ!!」
パシッと腕を掴まれ、反動で廊下に転びそうになる。
「離してよ!!碧なんてもう─」
「お前に傷ついて欲しくねぇんだよ!!俺のために桜子が傷つくぐらいなら、自分が傷ついた方がよっぽどマシだ!!!」
─っ!
何よ…それ…。
「俺のことを守りたいだ?ふざけんな!俺がお前を守るんだよ!!」
……っ!!
碧…っ。
「…なんで分かんねぇんだよ…っ。俺は…自分よりもお前が…桜子が…大切なんだよ!」
「…っ」
そんなこと…っ。
そんなこと言わないでよ……っ。
苦しくなっちゃうじゃん…。
碧のバカ…。
「……」
「……」
廊下に変な空気が流れ、保健室の窓から覗いている大雅と目が合った。
パシッと腕を掴まれ、反動で廊下に転びそうになる。
「離してよ!!碧なんてもう─」
「お前に傷ついて欲しくねぇんだよ!!俺のために桜子が傷つくぐらいなら、自分が傷ついた方がよっぽどマシだ!!!」
─っ!
何よ…それ…。
「俺のことを守りたいだ?ふざけんな!俺がお前を守るんだよ!!」
……っ!!
碧…っ。
「…なんで分かんねぇんだよ…っ。俺は…自分よりもお前が…桜子が…大切なんだよ!」
「…っ」
そんなこと…っ。
そんなこと言わないでよ……っ。
苦しくなっちゃうじゃん…。
碧のバカ…。
「……」
「……」
廊下に変な空気が流れ、保健室の窓から覗いている大雅と目が合った。