きらめく星と沈黙の月
構ってちゃんにはもうウンザリだ。
「“月川先輩には、碧先輩に隠してる重大な秘密がある”とだけお伝えしました。そしたらこのザマ。笑えますよね」
…余計なことを。
今、チームの状態はスゴくいいのに。
「邪魔しないでって言ってるでしょ。碧のことが好きなら、碧のためになることをしなよ」
最高の状態で挑んだって湘桜戦に勝てるかどうかは分からない。
まして、めちゃくちゃにされたチームで戦えるわけがない。
「なんか勘違いしてません?」
鈴宮さんがニンマリ笑った。
「…勘違い?」
「私、別に碧先輩のこと好きじゃないです」
……そうだった。
この子は“エースの碧”が好きなんだったっけ。
「もういいかな。あなたと話してる時間はないの」
「“月川先輩には、碧先輩に隠してる重大な秘密がある”とだけお伝えしました。そしたらこのザマ。笑えますよね」
…余計なことを。
今、チームの状態はスゴくいいのに。
「邪魔しないでって言ってるでしょ。碧のことが好きなら、碧のためになることをしなよ」
最高の状態で挑んだって湘桜戦に勝てるかどうかは分からない。
まして、めちゃくちゃにされたチームで戦えるわけがない。
「なんか勘違いしてません?」
鈴宮さんがニンマリ笑った。
「…勘違い?」
「私、別に碧先輩のこと好きじゃないです」
……そうだった。
この子は“エースの碧”が好きなんだったっけ。
「もういいかな。あなたと話してる時間はないの」