周王 龍巳を怒らせるな
プロローグ〜一生、放さないよ〜
私の彼は、美しき“悪魔”
背中に背負っている、王冠をかぶった龍。
私のことを“穂ちゃん”の呼び、爽やかに笑う顔。
ソファに並んで座り足を組んだ彼が、身体事私の方を向いて頭を撫でながら“好きだよ”とうっとりして囁く。
キスをすると煙草を苦い味が残り、顔を歪める私に機嫌を損ね、部下に当たる。
怒ると、悪魔が憑依したように相手をなぶり殺す。
私が離れようとすると、一晩中貪るように抱いて言い聞かせるんだ。
「一生、放さないよ」
と。
そして、キレると━━━━━━
それでも私は、彼から放れられない。
彼は、美しき悪魔。
眉目秀麗、文武両道。
何をしても完璧にこなす、彼。
いつも爽やかに微笑んで、女性のハートを掴んでく。
そんな彼だが、裏ではこう言われている。
“周王 龍巳を怒らせるな”と…………
背中に背負っている、王冠をかぶった龍。
私のことを“穂ちゃん”の呼び、爽やかに笑う顔。
ソファに並んで座り足を組んだ彼が、身体事私の方を向いて頭を撫でながら“好きだよ”とうっとりして囁く。
キスをすると煙草を苦い味が残り、顔を歪める私に機嫌を損ね、部下に当たる。
怒ると、悪魔が憑依したように相手をなぶり殺す。
私が離れようとすると、一晩中貪るように抱いて言い聞かせるんだ。
「一生、放さないよ」
と。
そして、キレると━━━━━━
それでも私は、彼から放れられない。
彼は、美しき悪魔。
眉目秀麗、文武両道。
何をしても完璧にこなす、彼。
いつも爽やかに微笑んで、女性のハートを掴んでく。
そんな彼だが、裏ではこう言われている。
“周王 龍巳を怒らせるな”と…………
< 1 / 52 >