周王 龍巳を怒らせるな
これ以上惚れさせてどうするの?
「どのような物をお探しですか?」
「え?あ、恋人にプレゼントしたくて…」
「さようですか?
今の人気は、こちらのペアリングやこちらのブレスレットは、シンプルなデザインなので男性にも人気なんですよ!」
「へぇー、素敵ですね!綺麗~」
でも、高い……
ふとポスターが目に入る。
「あ、この商品は結婚指輪ですよ」
穂華は、指輪ではなく龍巳を見ていた。
でもまさかそんなこと言えない。
龍巳のプライベートはトップシークレットの為、穂華が恋人だと知られてはいけない。
「素敵ですね!」
と相づちをうち“いつか、たっちゃんとつけれたらなぁ”なんてボーッと考えていた、穂華だった。
「あの…言いにくいんですが、もう少しリーズナブルなのありますか?」
「はい、もちろん!
でしたら、こちらはどうですか?
シンプルなデザインですし、ひとつ前のタイプなのでお値段も少し下がりますよ」
「へぇー、綺麗ですね~
でも、これって━━━━━」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「ただいま~穂ちゃん」
「お帰りなさい!」
玄関に駆けていく、穂華。
「……っと、穂ちゃん危ないよ!」
「フフ…ごめんね」
「でも、なんか元気そう…!」
「たっちゃんのおかげだよ!
たっちゃんがいてくれるから、頑張れるんだよ!」
「じゃあ…今度は僕が補充させて?」
「うん!もちろん!」
そう言うと、ギューッと力強く抱き締めた、龍巳。
「僕も、穂ちゃんがいるから頑張れる……!」
「え?あ、恋人にプレゼントしたくて…」
「さようですか?
今の人気は、こちらのペアリングやこちらのブレスレットは、シンプルなデザインなので男性にも人気なんですよ!」
「へぇー、素敵ですね!綺麗~」
でも、高い……
ふとポスターが目に入る。
「あ、この商品は結婚指輪ですよ」
穂華は、指輪ではなく龍巳を見ていた。
でもまさかそんなこと言えない。
龍巳のプライベートはトップシークレットの為、穂華が恋人だと知られてはいけない。
「素敵ですね!」
と相づちをうち“いつか、たっちゃんとつけれたらなぁ”なんてボーッと考えていた、穂華だった。
「あの…言いにくいんですが、もう少しリーズナブルなのありますか?」
「はい、もちろん!
でしたら、こちらはどうですか?
シンプルなデザインですし、ひとつ前のタイプなのでお値段も少し下がりますよ」
「へぇー、綺麗ですね~
でも、これって━━━━━」
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「ただいま~穂ちゃん」
「お帰りなさい!」
玄関に駆けていく、穂華。
「……っと、穂ちゃん危ないよ!」
「フフ…ごめんね」
「でも、なんか元気そう…!」
「たっちゃんのおかげだよ!
たっちゃんがいてくれるから、頑張れるんだよ!」
「じゃあ…今度は僕が補充させて?」
「うん!もちろん!」
そう言うと、ギューッと力強く抱き締めた、龍巳。
「僕も、穂ちゃんがいるから頑張れる……!」