周王 龍巳を怒らせるな
「なっ……」
圭織が、顔を真っ赤にしている。
「あ、ごめんね…
もし、病気とかでしかたなく香水つけてるとかなら謝るよ!
でも、違うよね?」
「てめぇ…」
俊が、龍巳に掴みかかる。
「てめぇ?
どうして、初対面の人間にてめぇ呼ばわりされなきゃいけないの?
それに、僕に触らないでよ!
君レベルが触れる相手じゃないよ?僕は」
胸ぐらを掴まれていて、しかもかなり凄まれているのに、龍巳は全く微動だにしない。
穂華は怖くて、動けない。
大学生の時に付き合っていた、穂華と俊。
俊は見た目が怖い。
大学では、俊を見ただけで相手が引き下がる程だ。
だから、穂華も言いなりだった。
俊が穂華を彼女にしたのも、言いなりになる女が欲しかったから。
「あ?
お前、殺られてぇのかよ…!?」
「お前?今度は、お前呼ばわり?
君はバカなの?学習能力低すぎ……!
それに、君に僕が殺れると思う?」
「は?
そこまで言うなら、殺ってやるよ!」
「え?やめて!
俊くん!たっちゃんも!
俊くん!謝るから!ごめんなさい!
だから、もう……」
「…るせー!!!」
「キャァ━━━!!」
「穂ちゃん!!?」
とにかく、この場を収めなければ……
そう思い、俊の龍巳を掴んでいる手を掴む、穂華。
でもその瞬間、俊によって突き飛ばされたのだ。
「……った…」
「穂ちゃん!?大丈夫!?」
優しく穂華の擦りむいた手を掴み、傷の具合をみる龍巳。
「うん…大丈夫。ちょっと擦りむいただけだよ!
たっちゃん、もう━━━━━━」
ガンッ━━━━!!!
「うっ━━━!!」
瞬間━━龍巳が俊の首を片手で掴み、壁に押し付けた。
圭織が、顔を真っ赤にしている。
「あ、ごめんね…
もし、病気とかでしかたなく香水つけてるとかなら謝るよ!
でも、違うよね?」
「てめぇ…」
俊が、龍巳に掴みかかる。
「てめぇ?
どうして、初対面の人間にてめぇ呼ばわりされなきゃいけないの?
それに、僕に触らないでよ!
君レベルが触れる相手じゃないよ?僕は」
胸ぐらを掴まれていて、しかもかなり凄まれているのに、龍巳は全く微動だにしない。
穂華は怖くて、動けない。
大学生の時に付き合っていた、穂華と俊。
俊は見た目が怖い。
大学では、俊を見ただけで相手が引き下がる程だ。
だから、穂華も言いなりだった。
俊が穂華を彼女にしたのも、言いなりになる女が欲しかったから。
「あ?
お前、殺られてぇのかよ…!?」
「お前?今度は、お前呼ばわり?
君はバカなの?学習能力低すぎ……!
それに、君に僕が殺れると思う?」
「は?
そこまで言うなら、殺ってやるよ!」
「え?やめて!
俊くん!たっちゃんも!
俊くん!謝るから!ごめんなさい!
だから、もう……」
「…るせー!!!」
「キャァ━━━!!」
「穂ちゃん!!?」
とにかく、この場を収めなければ……
そう思い、俊の龍巳を掴んでいる手を掴む、穂華。
でもその瞬間、俊によって突き飛ばされたのだ。
「……った…」
「穂ちゃん!?大丈夫!?」
優しく穂華の擦りむいた手を掴み、傷の具合をみる龍巳。
「うん…大丈夫。ちょっと擦りむいただけだよ!
たっちゃん、もう━━━━━━」
ガンッ━━━━!!!
「うっ━━━!!」
瞬間━━龍巳が俊の首を片手で掴み、壁に押し付けた。