周王 龍巳を怒らせるな
そして今二人は、夕食はデリバリーで済ませ、一緒に風呂に入っている。

「んぁぁ……や…」
「穂ちゃん…可愛い……やらしー顔…」
「だって……たっ、ちゃん…が…変なとこ、触る…から…あぁ…やぁ…」
浴槽内で、龍巳に跨がっている穂華。

耳や首、鎖骨に何度もキスで責められ、手はお湯の中で色んなところを這っている。

「ここで……繋がろうね……」
「え……?
━━━━━━!!!
んぁぁ……やぁぁ…」
バシャバシャッとお湯が跳ねて、穂華の甘い声が響く。
「お風呂の中だから、余計に響くね……!
興奮する……!」
「もう……だめぇ……んやぁぁ…」

結局風呂場で一度果ててしまい、ぐったりとする穂華。
その穂華を優しく抱き上げ、身体を拭きタオルを巻き付けまた抱き上げて、ベットに移動した龍巳だった。

「穂ちゃん…まだまだ、終わらないよ?」
「え……も…身体…もたな……
やぁぁ……あ…あぁ…んぁ……」

何度も果てて、目の前がボーッとしてきた穂華。
そのまま、意識をなくした。
「ごめんね…今からアイツ等消しに行ってくるから、穂ちゃんに起きててもらったら困るんだ……
ゆっくり、寝ててね…!
おやすみ…」
軽く、口唇にキスを落としマンションを出た、龍巳だった。



そして、龍巳はある場所へ向かった。

「お待たせ。
さぁ……君達が消えてゆくのを、ゆっくり見物させて?」

龍巳の雰囲気が、恐ろしく黒く包まれ染まった。


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