周王 龍巳を怒らせるな
龍巳はただ、厘による俊の殴り殺しを煙草を吸いながら見ていた。
目は据わっていて、近寄りがたい恐ろしい雰囲気を醸し出して━━━━━━
俊が虫の息になった頃。
「キング、もういいですか?
あとは、いつものように埋めておきます」
「うん、その女も一緒にお願い」
「はい」
俊を連れ出す寸前、俊が龍巳に消え入りそうな声で言った。
「お前……お前は、何もしないんだな?
もしかして、何もできないの?
ほんとはよえーんじゃないの……!?」
「━━━━━」
「バカ…お前、挑発するな!
キングを怒らせたら━━━━━━」
ガンッ━━━━━!!
一瞬で、龍巳は俊の頭を踏みつけていた。
「へぇーこの俺を、挑発するんだ?
凄いね………
厘、ナイフ…!」
頭を踏みつけたまま、厘に右手の平を出しながら言った。
「お前……何、を…」
今から何をされるのかという恐怖とあまりの龍巳の恐ろしさに、俊はガクガク震え出す。
「厘、ちょうだい。ナ、イ、フ」
「わかりました」
ナイフを渡す、厘。
龍巳はそのナイフを何の躊躇もなく、俊のみぞおちに突き立てた。
そしてそのまま、ググッと下に切り裂いた。
「ぐわぁぁぁぁ………!!!あぁぁぁ………!!」
そう……龍巳の恐ろしさは、相手のお腹等を内臓が見える程切り裂くことで、相手に痛みを与えること。
しかも、生きたまま━━━━━
こんな残酷で、残忍なことを誰が思いつくだろう。
ヤクザの厘でさえ、こんな残忍なことをしない。
だから龍巳は消去する際、厘に任せているのだ。
自分は殴ったり、蹴ったりでは終わらないから。
これが…ヤクザさえ恐ろしくて手を出せない、龍巳の恐ろしさである。
目は据わっていて、近寄りがたい恐ろしい雰囲気を醸し出して━━━━━━
俊が虫の息になった頃。
「キング、もういいですか?
あとは、いつものように埋めておきます」
「うん、その女も一緒にお願い」
「はい」
俊を連れ出す寸前、俊が龍巳に消え入りそうな声で言った。
「お前……お前は、何もしないんだな?
もしかして、何もできないの?
ほんとはよえーんじゃないの……!?」
「━━━━━」
「バカ…お前、挑発するな!
キングを怒らせたら━━━━━━」
ガンッ━━━━━!!
一瞬で、龍巳は俊の頭を踏みつけていた。
「へぇーこの俺を、挑発するんだ?
凄いね………
厘、ナイフ…!」
頭を踏みつけたまま、厘に右手の平を出しながら言った。
「お前……何、を…」
今から何をされるのかという恐怖とあまりの龍巳の恐ろしさに、俊はガクガク震え出す。
「厘、ちょうだい。ナ、イ、フ」
「わかりました」
ナイフを渡す、厘。
龍巳はそのナイフを何の躊躇もなく、俊のみぞおちに突き立てた。
そしてそのまま、ググッと下に切り裂いた。
「ぐわぁぁぁぁ………!!!あぁぁぁ………!!」
そう……龍巳の恐ろしさは、相手のお腹等を内臓が見える程切り裂くことで、相手に痛みを与えること。
しかも、生きたまま━━━━━
こんな残酷で、残忍なことを誰が思いつくだろう。
ヤクザの厘でさえ、こんな残忍なことをしない。
だから龍巳は消去する際、厘に任せているのだ。
自分は殴ったり、蹴ったりでは終わらないから。
これが…ヤクザさえ恐ろしくて手を出せない、龍巳の恐ろしさである。