周王 龍巳を怒らせるな
「あ、僕がする!」
「ダメ!私の仕事!」
「じゃあ…手伝う!」
「………あ…」
「フフ…だったら、いいでしょ(笑)?」
どや顔で龍巳が言った。
「うー言い返せない……」
そして片付けが終わり、ソファに並んでい座る。
穂華の腰を抱き寄せ、足を組んだ龍巳が穂華の頬に口を寄せて、
「穂ちゃん…好きだよ……」
と囁いて、キスをした。
そこへ穂華のスマホが震えだす。
「あ…たっちゃん、ちょっと待ってね!」
そう言って、龍巳の腕の中から抜け出しテーブルの上のスマホを取ろうとする。
「うん……男…?」
穂華が取る瞬間、スマホ画面を横目で見た龍巳が呟いた。
その場を離れ、窓際に向かい通話をする穂華。
「はい。
━━━━だから、それはお断りしましたよね?
━━━━」
龍巳はその背中を、ただジッと見ていた。
なかなか終わらない通話に、徐々に龍巳の機嫌が悪くなる。
龍巳は静かに立ち上がり穂華の元へ行き、後ろから抱き締めた。
ガシャン━━━とスマホがフローリングに落ちた。
「え……?たっ…ちゃん…?」
「いつまで、電話してるの?
僕を一人にしないで?」
「ごめんね…すぐ切るから離して?
まだ通話中だから」
「やだ……ベット…行こ?」
「え?でも、なんか…たっちゃん…怖い…」
「ダメ!私の仕事!」
「じゃあ…手伝う!」
「………あ…」
「フフ…だったら、いいでしょ(笑)?」
どや顔で龍巳が言った。
「うー言い返せない……」
そして片付けが終わり、ソファに並んでい座る。
穂華の腰を抱き寄せ、足を組んだ龍巳が穂華の頬に口を寄せて、
「穂ちゃん…好きだよ……」
と囁いて、キスをした。
そこへ穂華のスマホが震えだす。
「あ…たっちゃん、ちょっと待ってね!」
そう言って、龍巳の腕の中から抜け出しテーブルの上のスマホを取ろうとする。
「うん……男…?」
穂華が取る瞬間、スマホ画面を横目で見た龍巳が呟いた。
その場を離れ、窓際に向かい通話をする穂華。
「はい。
━━━━だから、それはお断りしましたよね?
━━━━」
龍巳はその背中を、ただジッと見ていた。
なかなか終わらない通話に、徐々に龍巳の機嫌が悪くなる。
龍巳は静かに立ち上がり穂華の元へ行き、後ろから抱き締めた。
ガシャン━━━とスマホがフローリングに落ちた。
「え……?たっ…ちゃん…?」
「いつまで、電話してるの?
僕を一人にしないで?」
「ごめんね…すぐ切るから離して?
まだ通話中だから」
「やだ……ベット…行こ?」
「え?でも、なんか…たっちゃん…怖い…」