周王 龍巳を怒らせるな
朝日が昇り、寝室の中に朝日が入る。
二人の足首のアンクレットに当たり、光っている。
そこへ、岸元が入ってくる。
岸元は厘の部下だ。
龍巳の背中の王冠をかぶった龍が、岸元を睨んでいる。
穂華の身体には、キスマークが沢山ついていた。
岸元は思う。
あー、またかヤられたんだ……と。
あれから、マンションには龍巳や厘の部下が出入りするようになった。
龍巳と穂華の身の回りのことをする為だ。
「キング!」
龍巳を揺すり起こす。
「んん…おはよ、岸元」
「朝ですよ」
「あー今何時?」
「6時です」
「まだ一時間位しか経ってない」
「やっぱり」
「やっぱりわかる?」
「えぇ…これをみれば……」
そう言って、岸元は穂華の身体を指差した。
「だって、穂ちゃんが連絡もなしに残業したから」
「だからって…これは…」
「ん?文句あるの?」
ニコッと微笑んで、肘枕で岸元に向き直った龍巳。
「いえ…何もありません」
岸元が目を反らし、呟いた。
「穂ちゃん、起こさなきゃね」
「はい」
「穂ちゃーん!起きて~!」
「んん…あと少し…」
「フフ…可愛い~」
「ンンン……」
穂華の口唇を塞ぐ、龍巳。
「んん…んぁ……たっちゃ…」
「穂ちゃん、おはよ」
口元で囁く、龍巳。
「おはよう」
「眠そう…」
「うん…眠い……」
「ごめんね…一時間しか寝れなかったね…」
「ううん…私が…連絡しなかったから……」
二人は起きて、朝食をとる。
いち早く食べた龍巳は、煙草を咥え火をつけた。
「穂ちゃん、今日はちゃんとまっすぐ帰ってきてね!
じゃないと、今度は仕事辞めさせちゃうからね!」
そう言って、咥え煙草で微笑んだ。
二人の足首のアンクレットに当たり、光っている。
そこへ、岸元が入ってくる。
岸元は厘の部下だ。
龍巳の背中の王冠をかぶった龍が、岸元を睨んでいる。
穂華の身体には、キスマークが沢山ついていた。
岸元は思う。
あー、またかヤられたんだ……と。
あれから、マンションには龍巳や厘の部下が出入りするようになった。
龍巳と穂華の身の回りのことをする為だ。
「キング!」
龍巳を揺すり起こす。
「んん…おはよ、岸元」
「朝ですよ」
「あー今何時?」
「6時です」
「まだ一時間位しか経ってない」
「やっぱり」
「やっぱりわかる?」
「えぇ…これをみれば……」
そう言って、岸元は穂華の身体を指差した。
「だって、穂ちゃんが連絡もなしに残業したから」
「だからって…これは…」
「ん?文句あるの?」
ニコッと微笑んで、肘枕で岸元に向き直った龍巳。
「いえ…何もありません」
岸元が目を反らし、呟いた。
「穂ちゃん、起こさなきゃね」
「はい」
「穂ちゃーん!起きて~!」
「んん…あと少し…」
「フフ…可愛い~」
「ンンン……」
穂華の口唇を塞ぐ、龍巳。
「んん…んぁ……たっちゃ…」
「穂ちゃん、おはよ」
口元で囁く、龍巳。
「おはよう」
「眠そう…」
「うん…眠い……」
「ごめんね…一時間しか寝れなかったね…」
「ううん…私が…連絡しなかったから……」
二人は起きて、朝食をとる。
いち早く食べた龍巳は、煙草を咥え火をつけた。
「穂ちゃん、今日はちゃんとまっすぐ帰ってきてね!
じゃないと、今度は仕事辞めさせちゃうからね!」
そう言って、咥え煙草で微笑んだ。