これがリアルな恋愛事情〜好きの形はひとつじゃない〜
〜おまけ〜
《今から行ってもいい?》
え、今から来んのかよ。どうしようちょっと部屋ちらかってるわ。片付けるのだりーな。
でもいでもいいって言っちまったしな。
仕方ねーか。
とりあえずリビングは片付けた。俺の部屋は、、、いやまあ、部屋には上がんねえだろうけど、まあ一応、、、、。
って、俺何考えてんだよ。きもいわー。ムリムリ。
ピンポーン
うわ、来たじゃん。
なんか無駄に急いでインターホンに出る。
《佐山ですっ!》
ほんとに俺ん家きやがった。
玄関に行って扉を開ける。
「こんにちは、、」
なんか、いつもの佐山じゃないから変な感じ。
っとか考えてる俺きもいんだよな。
リビングにちょこんと座る佐山にとりあえず飲み物でも出すか?と思って聞いてみた。確かりんごジュース好きだったよなって思ってちょうどそれがあったので聞いてみた。案の定嬉しそうにりんごジュースがいいだってさ。クククッ。
ジュース用意してるとなんだか視線を感じて恥ずかしくなる。
「漫画持ってくるわ」
そういうと何と部屋に来たいだと?こいつなかなかヤベー奴だなと思った。けど、顔が真剣そのもの。
結局部屋に来ることになって俺の後ろを着いてくる。
はぁ、俺だって女子部屋入れるの初めてなんだけどなぁ。と少し緊張した。