これがリアルな恋愛事情〜好きの形はひとつじゃない〜
なんもわかってねぇ
「よっしゃーー!夏休みもうすぐじゃん。やっとだァァ」
「でも光輝、部活ばっかで遊べないね!笑」
「ほんとそれなー。まぁでも、それも楽しいからいっけどな!」
「ほんと好きだよねバスケ」
「遠くからボールが入るの気持ちよくね?あのシュポって音聞くのがたまんねーよ」
「俺無理だわボール操るの。ムズいじゃん」
「朔翔は運動苦手だよな!笑」
「俺はいーの」
「なんだよ、スポーツマンはモテるぜ?」
「興味ない」
「光輝、もしやモテるためにバスケを!?初耳!」
聞き捨てならない言葉を聞いてすかさず突っ込む。
「いや、俺は別にそれは二の次つーか、ただバスケが好きなだけだぜ?」
「ほー、へ〜?そーですかい。」
男ってやっぱりこういうこと考えるだ。
、複雑だ。
まあ確かに光輝は少しはイケメンにも見えるかも。バスケをすればたしかにフィルターがかかってかっこよく見えなくもない。確かに、試合をする光輝はいつもよりかっこよく見えるかも。なるほど、もしや光輝ってモテてるのか?
彼女とか、、できないよね?いや、できるか?
というか、今まで私、そこの心配しなさ過ぎだったんじゃ??もし彼女できたらどうなるんだ?私、、
かと言って今更私らの関係変えるのとか無理みが強い!
確かに好きではあるけど、恋愛かどうかもよく分からない!でも、彼女できたら嫌だって思うってことは、好きなんか?よく分からないんだよな〜〜。
圧倒的光輝は何も思って無さそうだし。このままが出来れば続いて欲しいな、、。
嫌な予感はこの後的中することになる。