ベタ惚れ副社長が逃がしてくれません!
2章 芽生えぬ気持ち
「本日から秘書課に移動になりました
桜井すみれです
よろしくお願いいたします」
秘書課への移動初日この日のために新調した
スーツに身を包み緊張を隠せないまま出社した
『初めまして、秘書課の櫻井 由里香です
漢字は違うけれど同じ苗字で紛らわしいから
すみれさんって呼んでもいいかしら?
私の事も名前で呼んで』
「は、はい!改めてよろしくお願いします由里香さん」
しばらく教育係として担当してくれることに
なった由里香さんは凛とした雰囲気を纏って
且つ可愛らしい顔が寄せ付け難い印象を打ち
消し優しい印象を受けた
『こちらこそ、早速だけどすみれさんの今日
からのデスクはここね
ロッカーは右から4番目を、お手洗いなんだ
けど守秘しなければいけない事も多くて会話
から漏れることを防ぐため仕事中はこの階の
み使用してください。
副社長は朝は紅茶派だから出社したら専用の紅茶を持っていって、
朝は基本的には今まで通りで構わないけれど
会議等がある日は早くなる事も多いから時間
管理気をつけてね
と基本的なことは一気に説明しちゃったけど
大丈夫?分からないことがあったらまた質問
して』
「はい、早速質問なんですど副社長からの指
名で移動になったのですが一度も会ったこと
がなく由里香さんは理由をご存知ですか?」
『私もわからないのよ、もういらっしゃるか
ら副社長に直接聞いてみてはどうかしら?』
「そうですよね、ありがとうございます。
そうしてみます」
『じゃあ私もそろそろ仕事に取りかかるから
すみれさんも頑張って』
「はい」
さすがに秘密事項の多い秘書課今までいた部
署とは雰囲気が全然違って驚いたが働いてい
る人みんな仕事のできる人オーラが出でいて
カッコいい、、早く私も慣れなきゃ
由里香さんもとても優しそうで頼れる先輩感
がすごくて素敵だったし!
この時私は緊張と少しの高揚感に包まれて後
ろからの刺すような視線に気づかずにいた
桜井すみれです
よろしくお願いいたします」
秘書課への移動初日この日のために新調した
スーツに身を包み緊張を隠せないまま出社した
『初めまして、秘書課の櫻井 由里香です
漢字は違うけれど同じ苗字で紛らわしいから
すみれさんって呼んでもいいかしら?
私の事も名前で呼んで』
「は、はい!改めてよろしくお願いします由里香さん」
しばらく教育係として担当してくれることに
なった由里香さんは凛とした雰囲気を纏って
且つ可愛らしい顔が寄せ付け難い印象を打ち
消し優しい印象を受けた
『こちらこそ、早速だけどすみれさんの今日
からのデスクはここね
ロッカーは右から4番目を、お手洗いなんだ
けど守秘しなければいけない事も多くて会話
から漏れることを防ぐため仕事中はこの階の
み使用してください。
副社長は朝は紅茶派だから出社したら専用の紅茶を持っていって、
朝は基本的には今まで通りで構わないけれど
会議等がある日は早くなる事も多いから時間
管理気をつけてね
と基本的なことは一気に説明しちゃったけど
大丈夫?分からないことがあったらまた質問
して』
「はい、早速質問なんですど副社長からの指
名で移動になったのですが一度も会ったこと
がなく由里香さんは理由をご存知ですか?」
『私もわからないのよ、もういらっしゃるか
ら副社長に直接聞いてみてはどうかしら?』
「そうですよね、ありがとうございます。
そうしてみます」
『じゃあ私もそろそろ仕事に取りかかるから
すみれさんも頑張って』
「はい」
さすがに秘密事項の多い秘書課今までいた部
署とは雰囲気が全然違って驚いたが働いてい
る人みんな仕事のできる人オーラが出でいて
カッコいい、、早く私も慣れなきゃ
由里香さんもとても優しそうで頼れる先輩感
がすごくて素敵だったし!
この時私は緊張と少しの高揚感に包まれて後
ろからの刺すような視線に気づかずにいた