ベタ惚れ副社長が逃がしてくれません!
渡された資料には会議、顔合わせ、下見、

など副社長の予定とともに

車回し、資料準備、資料作り、会議準備 等

これで少なくしたのかと疑いたくなる程の仕

事量が記載されていた。


『じゃあ行くよ”桜井さん”』

「は、はい」


こうして慌ただしく始まった副社長の秘書と

いう仕事に午前が終わる頃には完全に疲れ果

ててしまっていた。


『お疲れ様すみれさん、どう?副社長との仕

事は』


「由里香さん!仕事量すごいのに副社長疲れ

た顔ひとつ見せなくてすごいのと同時にかな

り焦ってます」


『確かに今の時期忙しいのもあるけど副社長

の仕事量はすごいよね、

次期社長としての期待込みだと思うけど、

すみれさんは何か困ったことは無い?』


「あ、午後がある会議の準備が予定に入って

いるんですがやり方がわからなくて由里香さ

ん教えてもらえませんか?」


『午後からの資料なら私も秘書として参加す

るし準備もするから一緒に覚えていきましょ

う』


「ありがとうございます!」


由里香さんことごとく女神のように優し

い、、
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