ベタ惚れ副社長が逃がしてくれません!
気配を消して部屋から出ようとした時
『あ、桜井さんお茶ありがとう丁度よかった
よこっちきてもらえる?
社長この会社に戻ってきたのは僕の秘書の桜
井さんと結婚するためだよ
やっぱり会社が違うとアプローチしにくくて
ね』
ん?今この人社長に向かってとんでもない発
言をしなかった?
『…そうか、桜井さんといったかね
まだまだ未熟者の孫だがどうか遊佐を宜しく
頼む』
「え!?え、あの社長まだ付き合ってない事
実はひとまず置いておきますが反対しないの
ですか!?」
もうこれは結婚を認めたのと同然では、、?
と言った後に後悔した
『遊佐が選んだ人なら反対はしないよ
だが遊佐、まだお付き合いしていないとは本
当かね?あまり女性を待たせちゃいけない
それと業績の件4ヶ月以内に結果を出したら
次期社長として正式に認めるとしよう
じゃあ私は仕事があるから頑張りたまえ
"副社長"』
社長は風のように去って行った