ベタ惚れ副社長が逃がしてくれません!
今見た目だけ見れば優しい子犬みたいな
副社長から【俺】って聞こえたような?
「今副社長俺って言いました?」
『あぁ、もう仕事は終わったしね
すみれさんが僕って呼び方の方が好きなら戻
すけど』
「い、いえ 大丈夫です」
他の人には見せない姿が見れて少しキュンと
してしまった自分を必死に隠す
『到着、足元気をつけてね』
「はい、ありがとうございます」
車を降りるとそこにはなぜか
見慣れた喫茶店リリランがあった
「副社長、ここって」
『とりあえず 入ろうかお腹すいたし』
最近来れてなかったから来たかった場所に来
れて心なしか笑顔が溢れた