ベタ惚れ副社長が逃がしてくれません!


「わー!!副社長待ってください!

今から営業部との話し合いです

社長に扱かれてやっと副社長になったのに

サボったらどうなるかわかりませんよ!

本当に困ったら言うので

待ってください!!」



会話だけ聞かずに今の様子を見ると完全に出

ていこうとする彼氏に縋り付く

彼女の図だろう


『わかった、でも今日中に見つからなければ

絶対に相談すること

これは約束。』


真っ直ぐな眼差しを向けられ顔が赤くなるの

を隠す為頷くしかなかった


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