ベタ惚れ副社長が逃がしてくれません!

そう思いつつ橘さんのお手伝いをし

昨日の会議よりも堅苦しい空気では無かった

が人数が多いだけあり様々な意見が出ていて

予定していた2時間よりも長引いてしまった


「あの、副社長わたな『桜井さん、紅茶をお

願い出来るかな』」


渡辺さんとどんな話をしたのか気になって聞

こうとしたが遮られてしまった


「はい」


コンコン「失礼します 副社長紅茶です」


『あぁ、ありがとう

今日はさっきの会議のまとめをして明日の視

察の準備をしたらもうあがっていいよ

お疲れ様』


「はい分かりました。

副社長わた『それと、桜井さんの家の鍵、も

う忘れたらダメだよ』」

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