眩しい輝きに惹かれて

 それを踏まえてか、浩は翼の背後から両肩をポンっと叩く。勿論そんな事をされた翼は驚く。

 「リーダーがそんな顔をしてどうするのさ?やってみなきゃ分からないじゃんね!」

 浩の言葉にようやく納得したのか「…確かにそうだな」と呟く翼。

  「リーダーの翼です。これから宜しく」

 その翼の笑顔は紛れもない本物だった。

  俺はそれが見られて凄い嬉しかったんだ。

   翼の普段の爽やかスマイルより一層爽やかスマイルになっていた。
< 22 / 25 >

この作品をシェア

pagetop