眩しい輝きに惹かれて
「それではトークも温まってきた所で曲紹介いきまひょか!」


「はい、新生Brightで光!聞いてください!」

翼が曲紹介をビシッと決め、俺たちはそれぞれの位置に着く。

リハーサルの時に美奈がダンスに付いてけない所はなさそうだった。

何故なら、社長が美奈の為にダンスのレベルを下げたからだ。

「3.2.1!」

歌い出しを浩が決める。

今は他のやつの事を考えるな俺!

ギターに集中するんだ。

正直、美奈の歌にも負けたくない気持ちもあった。

ここにいるメンバーみんな、思ってるだろ?

俺をみろって!

サビに入ると白い衣装に身を包んだ大希がバク転をし、観客から黄色い歓声を持っていった。

それに合わせてみんなのボルテージがますます上がっていく。

美奈の歌声もいつもより響く。

なんだよ、これ。

美奈の歌声に自分のギターを合わせるのはいつもより俺自身も良い音を出せてる気がした。


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