眩しい輝きに惹かれて
翼と俺の背後からにょきっと顔を出してきたのは最年少の鈴丘大希(スズオカタイキ)。
とにかく軽い。オーディションに参加じたのもモテたかったからだとさ。
「知らなかったのか?居るぞ」
おい、なんで翼。
俺への質問にお前が答える。
何故かわからないけどイラッとする自分がいた。自分の黒い髪を強くボリボリと爪でかく。
何回か染めた事はあるが仕事で染めたぐらいで自分には黒髪がしっくりくると思ってる。
というか黒髪じゃないと落ち着かない。