魔法の恋の行方・わがままな使い魔(シリーズ2 クラリスとアンバー)
交流会3日目 12-13ページ
<グスタフ皇国・馬術場・
交流会3日目・10時>
交流会3日目。
今日は、馬術競技だ。
各国選りすぐりの、美しく脚の早い
馬が準備されている。
A国は黒、B国は白、C国は栗毛、
D国は鹿毛、
グスタフ皇国のアンバーの馬は
白に灰色が混じっている。
クラリスの馬が、登場した。
見物人は口をあんぐりと開けている。
ピンク、
なんとショッキングピンクの馬だ。
<さすがに、魔女の国>
と、みんな妙なところで、
納得はしているようだが・・・
競技は単純。
決められたルートを走り、
早くゴールしたものが勝利を得る。
アンバーも、馬術は得意な方だ。
幼い頃から仕込まれている。
6頭の馬が並び、
スタートの旗が振られた。
アンバーが先頭を取り、
障害を飛び越えた。
次にクラリスの馬が続く。
クラリスのピンクの馬は
どんどんスピードをあげて、
アンバーの馬と並んだ。
「え?えええ?」
なんと、クラリスが、
馬の背中に立っている。
しかも片手は、馬の角を持っている。
<馬に角はないっ?>
「ユニコーン?」
クラリスの髪は風になびき、
黄金の旗のようだ。
次の障害が近くなった時、
クラリスの馬は、地上から空に放たれた。
馬の脇腹からは、大きなピンクの
翼が出ている。
「ペガサスっ?」
アンバーはショックのあまり、
落馬した。
クラリスのペガサス+ユニコーンは大空に舞い上がって、旋回している。
順位は散々なものだった。
アンバーは落馬して最下位。
クラリスはルール違反で不合格。
グスタフ皇帝は、その様子を見て、
思わず笑ってしまった・・・が
「やはり、魔女の国はすごいな・・・」
と感心しきりだった。
交流会3日目・10時>
交流会3日目。
今日は、馬術競技だ。
各国選りすぐりの、美しく脚の早い
馬が準備されている。
A国は黒、B国は白、C国は栗毛、
D国は鹿毛、
グスタフ皇国のアンバーの馬は
白に灰色が混じっている。
クラリスの馬が、登場した。
見物人は口をあんぐりと開けている。
ピンク、
なんとショッキングピンクの馬だ。
<さすがに、魔女の国>
と、みんな妙なところで、
納得はしているようだが・・・
競技は単純。
決められたルートを走り、
早くゴールしたものが勝利を得る。
アンバーも、馬術は得意な方だ。
幼い頃から仕込まれている。
6頭の馬が並び、
スタートの旗が振られた。
アンバーが先頭を取り、
障害を飛び越えた。
次にクラリスの馬が続く。
クラリスのピンクの馬は
どんどんスピードをあげて、
アンバーの馬と並んだ。
「え?えええ?」
なんと、クラリスが、
馬の背中に立っている。
しかも片手は、馬の角を持っている。
<馬に角はないっ?>
「ユニコーン?」
クラリスの髪は風になびき、
黄金の旗のようだ。
次の障害が近くなった時、
クラリスの馬は、地上から空に放たれた。
馬の脇腹からは、大きなピンクの
翼が出ている。
「ペガサスっ?」
アンバーはショックのあまり、
落馬した。
クラリスのペガサス+ユニコーンは大空に舞い上がって、旋回している。
順位は散々なものだった。
アンバーは落馬して最下位。
クラリスはルール違反で不合格。
グスタフ皇帝は、その様子を見て、
思わず笑ってしまった・・・が
「やはり、魔女の国はすごいな・・・」
と感心しきりだった。