今日も君に恋焦がれる
Ⅰ
年下の葵くん
「ねー、見た?真宮さんのこと」
「見た見た!今日もクールだったし、最高にかっこよかった!」
後ろから聞こえてくる後輩女性2人の会話に思わず頷きかける。
なんならその会話に入ってもっと共感し合いたい!!…なんて。
先輩として、そこはグッと我慢。
「でも珍しく少し寝癖ついてなかった?」
「見た!やっぱり寝癖だよね!可愛い〜」
なに!!?寝癖!?それは見逃してる!後でじっくり見なくては!!!…いや、でも本当なら今すぐにでも見に行きたいところ。だけど行けない、終わらない!!
「ちょっと!さっきからずっと手止まってるんだけど?」
と、トントンとデスクを叩かれハッとする。
「寝癖がぁぁ!……」
そのままデスクにうなだれると、「寝癖なんかついてないよ」と髪を確認される。
「見た見た!今日もクールだったし、最高にかっこよかった!」
後ろから聞こえてくる後輩女性2人の会話に思わず頷きかける。
なんならその会話に入ってもっと共感し合いたい!!…なんて。
先輩として、そこはグッと我慢。
「でも珍しく少し寝癖ついてなかった?」
「見た!やっぱり寝癖だよね!可愛い〜」
なに!!?寝癖!?それは見逃してる!後でじっくり見なくては!!!…いや、でも本当なら今すぐにでも見に行きたいところ。だけど行けない、終わらない!!
「ちょっと!さっきからずっと手止まってるんだけど?」
と、トントンとデスクを叩かれハッとする。
「寝癖がぁぁ!……」
そのままデスクにうなだれると、「寝癖なんかついてないよ」と髪を確認される。
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