今日も君に恋焦がれる
なんて言うとため息を吐かれた。



「あと、あの時矢野に髪触らせてたよね?」



そんなことあったっけ?…覚えてないや。



「もう…胡桃先輩もっと自覚してよ」


「自覚?」


「……矢野のことはいいよ。俺が殴っといたから」



え、矢野くん…なんかごめんねっ!



「それより柳田先輩なんだけど」


「柳田?どうしたの?」


「どうしたの?じゃないよ。なんで抱きしめさせたりするの?そういう隙わざと作ってんの?家にも泊まるって…あー俺、発狂しそう!」



…葵くん……嫉妬、してるの?どうしよう。嬉しい!可愛いっ!!
< 132 / 314 >

この作品をシェア

pagetop