今日も君に恋焦がれる
「これ終わらせないとだし、わたしはいいや」



と制作中の書類を見て言う。



「え〜!もったいないですよ〜。七瀬先輩が見に行ったら向こうも七瀬先輩に興味持つと思うのに〜」



それが嫌なのだ。


変に興味なんて持たれたくない。



「葉山さんのこと飲みに誘ってみてくださいよ」



んー、それこそめんどくさいことになる。



「機会があればね」



と無難な返事をしてパソコンと向き合った。


とりあえず、今はこれ終わらせないとやばい!!
< 143 / 314 >

この作品をシェア

pagetop