今日も君に恋焦がれる
葵くんは寄り添うに眠っていて…。


この状況が分からず思考停止する。


合鍵使って入ってきたってことだよね?どうしよう。今ものすごく嬉しいと思ってしまってる…!だってこの部屋に葵くんがいる。ちょっと前まではそれが当たり前だったのにね。


起こさないように体を起こし、葵くんの顔を覗き込む。


可愛い寝顔…愛おしいな〜。…好きだな…やっぱり。


そっと葵くんの髪に触れて頭を撫でてみる。


柔らかい髪質で羨ましい…。


なんて思えてしまう今のわたしはどうやら気持ちに余裕があるようだ。
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