今日も君に恋焦がれる
そう言って去っていった柳田の背中を睨む。



「たまにはいいじゃん?」



と琴音。



「もお〜…たまにはでも嫌なの」



なんであいつなんかと…。


肝心な柳田の愚痴というものが言えないじゃないか!



「わたしたち、同期3人だけなんだから仲良くしないと」



と言う琴音の気持ちも分からなくもない…?


だけどな〜…嫌なものは嫌なんだもん!だいたい柳田となんでこんな犬猿の仲になったんだっけ?


と記憶を蘇らせてみることに。
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