何か、どこか、ひとつ
                  ’私’  

私の中には何もない、


私の場所はどこにもない、


ひとつもない、何もない





こんな私は実在してるのかな







夜、目が覚めた

私が起きる時間はいつも夜



なんでかな

なんでだろう




起きてしまうとなかなか寝れないから
コンビニでも行こうかな


面倒だなぁ


それでも外に出た




外は夜というのが嘘かと思うほど
明るくなり始めていた



家から少し歩いてコンビニへ入った


いつも食べてるものを買って外へ出た





あーもうこんなに明るいのかと思いながら
家へと向かい、歩いた





家に着く少し手前で横切った車に目がいった



その辺をいくらでも走ってるような普通の車


なのに何故か目で追いかけていた


どんな人が乗っていたかなんてわからないけど
キラキラして見えた






私も生きてるうちに一回でもキラキラするのかな







そんなことを思って家に着いた

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