何か、どこか、ひとつ



泣き疲れてうとうとしていると



桐谷さんが私の顔を覗き込んだ



「眠いか?」




「うん」





「ベット行こう」







ベットまで一緒に行き、ベットに座る






「今日はもう寝ろ、点滴はまた繋げておく」




「うん」






私は眠った





その時桐谷さんがどんな表情で
私を見ていたかなんて知らないまま




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