ちゅ、


翌日、同じ会社の友達にずっと惚気て、自分でも恥ずかしくなるほど、碧くんが好きでたまらなかった


ただ、何でも話せる友達だけど、夕方の出来事だけは話せなかった


一週間がすごく長く感じて、金曜日の夜、またいつもの居酒屋で碧くんと飲んだ


遅くまで飲んでそろそろまた終電が危なくなって、駅まで向かう途中、私が「帰りたくない」とわがままを言った


「じゃあホテル行く?」


遠慮気味に言う碧くんは私のことをよくわかってる


ホテルに着いて部屋を選ぶ時、金額を見て気が引けた


新宿のラブホは高すぎる


エレベーター前がピンク色の照明で、碧くんがふざけてポーズを取る


写真を撮って笑いながら部屋に向かう


二人でシャワーを浴びて、キスをしながらベッドになだれ込む


この一週間ネットで調べてお風呂で恥部を広げていたから、今日は痛くならずに入るはず、と何度も自分に言い聞かせながら碧くんと抱き合う


また碧くんの指だけでイカされて、私もはち切れそうなほど膨らんだ碧くんのソレを上下に擦る


「待って、あんまりやるとイっちゃうから」


碧くんが私の手を掴んで離させる


碧くんが正常位でゆっくりと私の中に入ってくる


大丈夫、痛くない


「痛くない?」


「痛くないよ」


碧くんはゆっくりゆっくり馴染ませて、少しずつ動き始める


私は気持ちよさのあまり出したこともない声が出る


碧くんのソレが大きくて私のお腹を圧迫する


けれど、それ以上に気持ちよくてたまらないから不思議だ


以前何も感じなかったのは何だったのかと思うほど


「あ、ね、待って、イクッ」


まだ碧くんは全然なのに私ばっかりが何度も絶頂して恥ずかしくなる


碧くんはピストンを速くしたり遅くしたりしながら、私を見て笑いかける


「どう?」


「気持ちいい…またイキそう」


「イッて」


「私ばっかりイヤ…」


私がそう言うと、碧くんが激しくピストンしてイカされてしまった


「あ、やべ、俺もイキそう」


「イッて」


「まだ」


碧くんは一旦抜いて、私をうつ伏せにさせる


バックでまた碧くんが入ってくる


正常位よりもさらに奥まで押し込まれて、おかしくなりそうだった


そのまま碧くんが動き始めると、もう限界で何も考えられなくなる


「待って、待って」


焦って碧くんを止めて、イキそうになるのを堪えた


「何?」


「またイキそうだったから」


私がそう言うと、碧くんは「イッて」とまた激しく突く


「だから、もうっ…」


何度目かわからない絶頂を迎えて、私はもう疲れていた


気持ちよすぎるくらい気持ちいい


碧くんが私に覆い被さって腰を振る


碧くんの吐息が耳に当たって非常にエッチだ


「茜、上向いて」


碧くんがまた抜いて正常位に戻る


もうお互いしっかり濡れていて、滑らかに奥まで入ってくる


「もうイクよ」


そう言いながら碧くんが激しく突いて、最後に抜いて私のお腹に出した


「すごい気持ちよかった」


碧くんにそう言って、何度も何度もキスをした


「ちょっと休憩」


碧くんは私の隣に横になって深呼吸をする


少しして「シャワー浴びようか」と碧くんが起き上がった


また二人でシャワーを浴びて、バスローブを着てベッドに入る


キスをしてお互いに「おやすみ」と言って眠りについた


すごく幸せで満たされてる


10時過ぎに目が覚めて、碧くんと布団の中で抱き合いながらお互いの肌をくっつける


朝勃ちの碧くんのソレを握って上下に擦る


私が男根を触るのは碧くんが初めてで、どうやったら気持ちいいのかがわからない


「入れてもいい?」


碧くんに聞かれて「うん」と頷く


私を仰向けに寝かせた碧くんが私の恥部に舌を這わす


「ちょっ、やめて、やらなくていい」


「なんで?」


「汚いから」


「汚くないよ」


「恥ずかしい…」


「俺が舐めたいの」


碧くんにそう言われて、嬉しくもあるけどどう反応したらいいかが分からなかった


何度もイキそうになっては恥ずかしさでうまくイケないのを繰り返して、もうやめてほしかった


「もう入れて…」


私がそう言うと、碧くんは私の中に入ってきた


まだ濡れてない碧くんのソレを私ので濡らすために、入口のところで小刻みに出し入れする


「アッ、アッ、やめて、それダメ」


その動作が自分でもよくわからないところを刺激して、ゾクゾクする


さっき舐められたのもあってもうイキそうだった


まだ入れ切ってもないのにイクのは嫌で、碧くんを止めようとした


「これ気持ちいいの?」


「気持ちいいけどダメ、もう、イっちゃうから」


私がそう言うと碧くんはしつこく同じ動きを繰り返す


「ダメだってばぁ!」


言いながら私は絶頂した


「イった?」


碧くんに聞かれて無言で頷く


私ばっかり悔しい


「手前が好きなんだね」


碧くんは楽しそうに言って、また同じところを攻める


「今イったばっかだからダメ!」


またすぐにイキそうになってそう言ったけど、結局イってしまった


「私ばっかり嫌…」


「俺は茜がイってくれて嬉しいよ」


碧くんは微笑んで私にキスをする


「茜、すごくエロい、びちゃびちゃになってる」


碧くんはそう言って一気に奥まで入れた


奥の気持ちいいところにソレが当たって、気持ちよすぎてそれまでとはまた違う声が出る


わかりやすすぎる自分が嫌になる


「奥も好きなの?」


「全部好き、全部気持ちいい」


煽るように言う碧くんに応えるように、素直に気持ちよさを伝える


「ね、バックで突いて」


バックに変えて突かれると、正常位よりもさらに気持ちいい


碧くんとのセックスにハマってしまいそうなほど何も考えられなくなる


体の相性が良いってこういう感覚なのかな、と思う


「茜の中気持ちよすぎてもうイキそう、バックで出していい?」


「うん」


私が返事をすると、碧くんはピストンを激しくする


「中で出して」


「子どもできちゃうよ」


「今日は大丈夫」


「じゃあ中に出すよ」


激しく突いたあと、碧くんが私を抱きしめて奥に押し当てて擦り付けるようにする


感覚ではわからないけど、たぶん今出してるんだろうなと思うと、碧くんがとても愛しくて、幸せに包まれる


ゆっくりと抜いた碧くんはティッシュで私の恥部と自分のソレを軽く拭く


シャワーを浴びながら、碧くんが「臭くなるからしっかり洗いなよ」と何度も言った


自分が出したものなんだからそんなに言わなくていいのに、と思いながら念入りに洗う


ホテルを出て、またあとでね、とそれぞれ電車で家まで帰った

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