ー無邪気な殺人鬼ー
「ーーお前、気をつけろ。
あの餓鬼は危ない」
いや、お前が言うなって言いたい。
もし本当に幽霊がいた、としても相手は小さな女の子だ。
何が危ない、と言うのかーー。
つか、むしろコイツのが危ない気がする。
私達の会話に、みんなはゴクリ、と唾を呑み込み聞いているだけ。
「ーーーー子どもがいたとしても、あんたのがよっぽど危ないし!!「マンションの事件、調べてみたら?」
は?
私の言葉を遮り、池脇は朝のニュースの話をした。
ーーマンションの一室から、肉の無い遺体が発見されたーー
池脇は何を私に
伝えようとしているの?
あの餓鬼は危ない」
いや、お前が言うなって言いたい。
もし本当に幽霊がいた、としても相手は小さな女の子だ。
何が危ない、と言うのかーー。
つか、むしろコイツのが危ない気がする。
私達の会話に、みんなはゴクリ、と唾を呑み込み聞いているだけ。
「ーーーー子どもがいたとしても、あんたのがよっぽど危ないし!!「マンションの事件、調べてみたら?」
は?
私の言葉を遮り、池脇は朝のニュースの話をした。
ーーマンションの一室から、肉の無い遺体が発見されたーー
池脇は何を私に
伝えようとしているの?