悪役幼女だったはずが、最強パパに溺愛されています!
リシュタルトの言葉通り、母ドラドは翌日丁重に葬られた。

そのさらに翌日、リシュタルトもナタリアを連れてトプテ村をあとにする。

その帰りに、子ドラドを預けに獣保護区に寄ることになった。

だが子ドラドはナタリアの傍を離れようとせず、他の者には牙を剥き、業を煮やしたリシュタルトは、ナタリアが子ドラドを飼うことを特別に許可した。

ナタリアは雪のように真っ白なドラドに、前世で使っていた言葉である“ユキ”と名付け、大事にかわいがるようになったのである。
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