無気力な幼馴染みの甘い溺愛が止まらない!


「楽しそうだね。どんな話をしてるの?」


その時、スガ君が話しかけてきた。


「聞かない方がいいわよ」


「そうそう。どうせショックを受けるだけだしねー」


幸ちゃん達の言葉に首を傾げる。


どうして、ショックを受けることになるんだろう……?


「あぁ、何となく分かったかも。確かに聞かない方がよさそうだね」


でも、スガ君はそれだけで何が言いたいか分かったらしい。


私は全然分からないのに、スガ君は凄いなぁ……


「そういえば、体育祭の色が発表されるね。俺達のクラス何色になるかな?」


「確かにそうだねー」


「そんなのどうでもいいわ」


話が変わって、もうすぐ行われる体育祭の話へ。

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