無気力な幼馴染みの甘い溺愛が止まらない!


「どんまい、スガ。傷心中でしょ?今度何か奢ってあげるわよ」


「別にいいよ。奢ってくれなくても」


幸ちゃんとスガ君は何やら話してるけど……


「色分けが決まったぞ!」


「私達のクラスの色組が決まったよー!」


そんな中、体育委員の男の子と女の子が入ってきた。


「おっ、決まったか!」


「俺達何色?」


「私達は赤でーす!」


「ちなみに、他の学年は2年3組と3年1組だ!」


あっ、3年1組って聖君達のクラスだ。


6分の1の確率だったけど、一緒になれた……嬉しいな。 


「確か、3年1組って皇先輩のクラスだよね?」


「うん、そうだよ」


「やっぱり!よかったね、由妃!」


「う、うん」

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