無気力な幼馴染みの甘い溺愛が止まらない!
莉里ちゃんに耳元で聞かれて、頷いた。
「聖一様達と一緒……」
「キャー、間近で見ることが出来るかもしれないってことよね!」
「嬉しすぎる!」
喜んでるのは私だけじゃなくて。
多くの女の子達は大喜び。
聖君達がモテるのはもちろん知ってるけど……
ファンクラブもあるくらいだもん。
それでも、モヤモヤしちゃうのは仕方ないことだよね。
私だって好きなんだから。
「おい、静かにしろよ!今の時間で発表するからな!」
「発表って何を?」
「リレーに出る人だよ!借り人とか長縄とかはまた後で決めるとして。リレーに出る人はもう先生と相談して決めたから!今から発表するよ!」