無気力な幼馴染みの甘い溺愛が止まらない!
折れそうって……
そんな細いとは思えない。
むしろ、太い方なのに……
「全然遅くないよ」
「まぁ、由妃ならそう言うか。それ以上痩せたら、逆にやばい気もするけど」
聖君は呆れ気味に私を見て呟いた。
もしかして、聖君って少しぽっちゃりとしている感じの人が好きなのかな……?
痩せなくていいって言うんだから、そういうこと……?
だったら、痩せなくていいかな。
「由妃、何か変なこと考えてるでしょ?」
「ううん、考えてないよ」
何だか疑わしげな視線を向けられたけど……
「まぁ、いいや。俺、今回由妃のペアになれて嬉しいよ。由妃はペアが俺で本当によかった?」
「もちろんだよ!私は聖君がいいから!」