無気力な幼馴染みの甘い溺愛が止まらない!


スターターピストルの音がした後、トップバッターの人が走り出した。


あ、凄い、1番だ……!


赤組のトップバッターはうららちゃん。


障害物のマットの上で綺麗に側転し、フラフープは縄跳びをするみたいに2回跳んだ後、走った。


やっぱり、うららちゃんは凄いなぁ……


そんなことを考えていた時、2番目の走者にバトンが渡った。


いよいよだ……


近づいてきて、少し走る。


トップのまま私にバトンが渡された。


走っていき、平均台を慎重に渡る。


なるべく速く渡りきると、フラフープの方に向かった。


2回跳び、4番目の走者にバトンを渡す。


「はい!」


スムーズにバトンを渡すことができた。

< 198 / 230 >

この作品をシェア

pagetop