無気力な幼馴染みの甘い溺愛が止まらない!
多分、その書類は机の上に大量に置かれてる紙達だ。
結構大量に重ねられてる。
これの整理か……
どう整理すればいいんだろう……?
そう思ったけど、聖君は報告書の作成に集中してるみたいだから聞けない。
あまり深く考えずに、感覚的にやろうかな……
そう考えることにして、少しずつ整理していった。
多分、これはこのファイルで……
こっちは……
感覚でやってるうちに、どんどん積み重ねられた書類が減っていった。
「終わった~……」
疲れたなぁ……
「由妃、終わった?」
「うん。聖君は?」
「俺も今終わった」
うわぁ、早いね。
さすが、聖君……
「由妃は仕事早いな」
「それは聖君にも言えることだよ」
私なんて、ただ書類を整理してファイルに挟んでただけだもん。
報告書の方が大変だよね。
きっと、聖君はそれを分かって私に書類の整理を任せたんだよね。
「えっ、2人終わったの!?ならさ、俺の仕事手伝ってよ!」
これでひと休みできるかもと思ったところで、また仕事。
聖君は明らかに面倒くさそうな顔をしていて、私は苦笑いを浮かべた。
引き受けたからには、ちゃんとこなさなきゃ……