大っ嫌いなのに………
「まぁ、2人とも言い合いはそこまでにして、病院のことに関しては叶花の言うことは全く信じられないけどとにかく来たんだから診察始めるよ 」
「和樹くんまで酷い! 」
「そう言われても普段の叶花の様子を見ていれば大体想像できるし(苦笑)
とりあえず腕見せて」
サッと腕を引っ込めるものの、後ろから樹先生に腕を持たれた。
「少し腕押すよ 」
………ゔっ
丁度何かができているあたりを押されるとかなりの痛みが走った。
でも、痛いって言ったら…
「どのくらい痛む? 」
「大丈夫…そんなに痛くない。もう治った 」
「本当? もっと強く押すよ 」
「いやぁー 痛いー!」