大っ嫌いなのに………
「叶花こっちおいで。怖いよね。嫌だよね 」
和樹先生から叶花を受け取って背中を撫でる。
なるべくなら無理矢理なんてしたくないけど、こうして泣いている時間も叶花にとって恐怖だから心を鬼にする。
「上の服脱がすよ 」
「グスッ…ヒック 樹の変態!離して! 」
暴れる叶花の服をなんとか脱がした。
「ベットにに寝かすよ 」
「グスッ…グスン 」
さっきまで離してー!って叫んていたのに全然俺から離れない叶花。
叶花の細い腕をほどいてベットに寝かした。