大っ嫌いなのに………

「時間ないから、着替えてくるね 」


自分の部屋に入って着替えたり、髪の毛をとかしたりする


今はもう4月の終わりだけど、2週間近く学校に行けてなくて高校に入学してからほとんど制服着てないから,生地がまだ少し硬かった。


「はぁー、学校、緊張するな 」

自分の制服姿を見て思わず呟いてしまった。


あっ,そんなことより時間がやばいんだった!




「叶花、走らない。遅刻しそうなら送って行くから 」

急いでてつい玄関まで駆け出してしまうと、後ろから和樹くんの声がした。


「大丈夫だよ。歩いて行ける 」


「今走る気満々だっただろ?今日は絶対送って行く。
久しぶりの学校だから学校行っても無理すんなよ 」




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