大っ嫌いなのに………
夜、俺も和樹先生も予定通りに仕事が終わって、和樹先生の車に乗せてもらって叶花ちゃんの家に向かうことになった。
「着いたよ。さっきメールしたら叶花が夜ご飯作って待ってるって 」
「本当ですか!? 嬉しいな 」
叶花ちゃんに会えるだけでなく、好きな子の手料理食べられるなんて最高
「叶花も久しぶりの学校だから、叶花が疲れていたら料理頼もうと思っていたけど、樹が来るって知ったらむしろ張り切っていたぞ 」
和樹先生の言葉を聞いてますます嬉しくなってニヤけてしまう。
叶花ちゃんに無理はしてほしくないって気持ちもあったけど
男ならこんなこと聞いて
嬉しくならないなんて無理だ(笑)