大っ嫌いなのに………
でも、和樹くんはリビングにはいなかった。
「和樹くんは? 」
「そういえば和樹先生はいないな。
俺があんなこと言っちゃったから、きっと2人きりにさせてくれたんだよ 」
「良かった… 」
「確かに。勢いで告白しちゃったけど見られたら恥ずかしいもんな 」
笑いながらそう言う樹先生。
やっぱり樹先生の笑顔好き。
こんなに優しくてカッコイイ樹先生と付き合えるなんて
樹先生に腕の中で幸せに浸った。