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おじいちゃんは



その件でしばらく留置所にいたけど







その男のほうが私にひどい事をずっとしていたことが

分かると







裁判で執行猶予がついて





刑務所には入らずに済んだ











美陽は俺が守るから大丈夫


って


いつも私達の家に来ては







私にいろんな話やお土産を買ってきてくれたり


私のいろんな話や相談や悩みを聞いてくれた








私にとってはおじいちゃんは1番大切な人で



おじいちゃんがいるから


強くなれた





私もおじいちゃんみたいに強い人間になるんだって





頑張って筋トレしたり

武道場の空手教室も


おじいちゃんが行かせてくれた







お母さんはおじいちゃんによく怒られていた




お前はあんな男と結婚してから

すぐ離婚してみはるに辛い思いさせてから!!!


悪かと思わんとか!!!







でもお母さんは私にいつも


美陽は美陽の好きな道を歩みなさい





美陽っていう名前は

私がつけたのよ




美しい太陽の光が



すべてを包むように





私があなたを産むとき




私はどん底だったから





美陽には私のような人生は歩んでほしくないから




って





凄く優しくかわいい笑顔でいつも話していたんだ









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