《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
『あ、相田と仲川買い物か?』



私を見て、「沢田先生の奥さんですか?」



『紹介するな。俺の可愛い奥さんの華。こっちは俺のクラスの相田と仲川だ。』


「 沢田先生いつも華さんの自慢してますよ。


数字の準備室に結婚式の写真飾ってあるんです。」



もしかしてあの一輝にお姫様抱っこされた写真。



一輝恥ずかしいよぉ。



「この前昼休み数字準備室に行ったら沢田先生寝てて、

華って寝言言ってました。」


『相田いい加減な事言うなよ。』



相田さんが少し切ない顔で私を見た。



相田さんはきっと一輝が好きなんだろう。



だって私には分かるんだよね。



少し前私も一輝の生徒だったから。



一輝が私の気持ちに気付き、



『今華8ヶ月なんだ。今日はもうすぐ生まれて来る赤ちゃんの物買いに来たんだよ。』



相田さんが暗い顔をする。


相田さんは何か言おうとして止めた。



仲川さんが、「沢田先生と華さんの赤ちゃん楽しみにしてますね。」



仲川さんが相田さんを引っ張りながら言った。






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