《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
今日は検診日。



一輝と一緒に産婦人科に行く。



前嶋先生に、「いつ生まれても大丈夫な状態よ。


陣痛が始まったらすぐ病院に来てね。」



一輝が心配するので、「陣痛が始まってからで大丈夫よ。


すぐには生まれないから。

夕顔ちゃんの時もそうだったでしょ。」



一輝の顔が曇る。



一輝由美さんの事話すのに、私を気にしているのかな?



一輝私は平気だよ。



今一輝の奥さんは私だから。



『華とは再婚で前の妻が夕顔を生んだ時、


俺はついてはいなかったんです。


彼女とはうまくいってなかったので。』



前嶋先生がすまなそうな顔をする。



『俺は華の事が心配でずっとついていてやりたいんです。


子供が生まれたら俺一週間産休とるつもりでいます。』



前嶋先生が笑い出した。



「沢田先生の気持ちも分かるけど、華さんは重くはないの? 」



「前嶋先生私一輝の気持ちを重いなんて思った事ないです。


私たちバカ夫婦ですから。」



前嶋先生が吹き出した。



一輝はポカーンとした顔してる。






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