《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
赤ちゃんは可愛いけれど、授乳するのは大変だった。


授乳室には一輝は入れない。


何故か拗ねてる一輝。



そんな姿に鈴子さんは、「沢田先生少しは華から離れなさいよ。鬱陶しいわよ。」


『華俺がいるの嫌?』



「嫌じゃないけど、夕顔の事も気になるからマンションに帰ってもいいよ。」



『分かったよ。一度マンションに帰る。でも夕方戻って来るから。』


鈴子さんがやってられないって顔をした。


私は仕方なく苦笑い。


その日午後冬馬と由利香さんが病室に来た。


由利香さんは中々病室に入ろうとしない。


『姉ちゃん早く入れよ。』

冬馬に背中を押され病室に入る由利香さん。


『華赤ちゃん見て来たぞ。沢田に似てるよな。
姉ちゃんも何か言えよ。』

「華さん色々とごめんなさい。私の我が儘で沢田先生振り回して、


華さんにも一杯迷惑かけてしまった。本当にごめんなさい。」



「由利香さん頭を上げて、もう私気にしてませんから。

私あの頃自分に自信がなくて、でも今は違うの。


私は一輝の妻なんだって強く思えるから、


たとえどんな事になっても大丈夫だからね。」






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