《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
病室から一輝を見送った。


今日一輝は17時に夕顔を迎えに行き、夕顔を連れて病院に来てくれる。



夕顔の顔が見たかった。



夕顔心配してるだろうな。


夕顔が来たら一杯抱き締めてあげるんだ。



そうすれば夕顔の不安も何処かにぶっ飛んでいくはずだから。



一輝が夕顔をお姉さんのとこに預けようとしたら、



「夕顔ここにいてママを待つ。カオリンとお留守番するから大丈夫。」



夕顔もいつの間にか母と仲良しになっていた。



「カオリン好きだけど、カオリンの作ったご飯はまずい。」



夕顔のその言葉に母はかなり落ち込んだようだ。



『華ちゃん一杯食べて体力つけなきゃ駄目だよ。


俺さ子供と孫が同時に出来る訳だろう。


こんなことありなのか?


ギネスに載るかもな。』



ギネスは無理でしょ。



「勇人さんもお仕事行って下さいよ。


患者さん待ってますよ。」


はいはいと曖昧な返事をして病室から勇人さんは出て行った。






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