《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!

入院生活

病室は個室だから話す相手いない。



部屋にトイレもあるけど絶対安静で、



トイレに行くたび看護師さんを呼ばなくてはいけない。



車椅子に乗せられ点滴をつけたままトイレに入る。



「沢田さん一週間は我慢しましょうね。


赤ちゃんも頑張っているんだから、


お母さんが泣きごといってちゃ駄目だからね。」



そうだった。



いつまでもメソメソしてられなかった。



私が泣いてちゃ駄目だよね。



強くなりたいな。



私は看護師さんに買って来てもらった雑誌を見ている。



まだお昼にもならないや。


少し眠ろう。



「沢田さん昼食ですよ。よく眠れたみたいですね。」


病院のご飯ってまずいんだよね。



でも思ったのと違った。



その辺のレストランで食べれるような感じの昼食だった。



美味しい。



これは医院長が考えた食事なんですよ。



医院長はたしか勇人さんだよね。



さすが勇人さん。



やる事が違うね。







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