《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
『沢田の奥さんがこんなに若いなんて、

もしかして教え子に手だした訳。』


私は黙って頷く。


『沢田のしたことある意味犯罪だよな。


しかもはらませちゃったんだろう。


沢田って見た目大人しそうなのに。


生徒とヤっちゃった訳だなんて。かなり驚き。』


誰が聞いてもそうなる訳なんだね。


「風見君私は軽い気持ちで一輝と付き合った訳ではないよ。

私には一輝が必要だったの。

一輝も私を必要だと言ってくれた。


私たちは家族になりたかった。

私ずっと一人だったから、一輝が私を家族にしてくれた。

そして今私のお腹にはもう一人の家族がいる。

みんなで幸せになりたい。」


風見君が私から目を反らした。


『家族なんてそんなにたいしたもんじゃねぇ。

折角築いた家族の絆なんて簡単に壊れるんだよ。

俺は家族は要らねぇ一人がいい。』


冬馬には何か人に言えない事があるんだ。


冬馬一人で抱え込んだら駄目だからね。


「冬馬私で良かったら話を聞くよ。」


『何でセンコウの奥さんに話さなきゃいけねぇの。』

「それは多分冬馬の目が以前の私と同じだからかな。」





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